笛の練習
こんにちは。陽田囃子保存会です。
実は、陽田囃子保存会では、土曜日の練習のほか、水曜日の夜に笛の練習を行っています。
太鼓は竹などをたたいて、大勢で練習できますが、笛は数人で一斉に吹いて練習するわけにはいきません。
土曜日の練習では、交代で笛を吹いているのですが、それではなかなか習得できないものです。
なので、水曜日は笛のメンバーだけで練習しています。
囃子では、篠笛の古典調(7穴)というのを使っています。
篠笛には1本調子から、12本調子まであり、数字が大きくなるごとに半音ずつ音程が高くなります。
陽田囃子保存会では、特に決めてはいませんが、4本調子、5本調子が主流です。
篠笛は音を鳴らすだけでもむつかしく、楽譜がなく、「ぴーひゃらら」という文句を覚えてから、先輩の指や息使いを見て覚えます。
この日は4人で練習しました。
コロナ禍で今年もお祭りは軒並み中止ということになりましたが、伝統を絶やすことはできませんので、みんな一所懸命に練習しています。